1.始めに
ここではレポートの作り方と共に、卒研を行うにあたって役立つ能力(私自身、卒研を始めて半年程度ではありますが、)を述べたいと思います!!
2.レポートの項目
各高専、各学科それぞれ差異があるため、これに限定することはしませんが、主に以下の項目によってレポートは構成されます。
① 実験条件
② 緒言
実験の原理です。
③ 目的
実験の目的です(これは実験手順書に書いてあることが多いです)。
④ 操作
実際に行ったことを簡潔に記述します。
⑤ 結果・観察
実験から分かったことの記述です。
⑥ 考察
課題(実験に関する問題を教授から出されるので解答します)。 また、実験から分かったこと、考えたことを述べます。
⑦ 参考文献
3.注意
ここで注意すべきなのは引用方法についてです。他人の著作物を引用することは認められていますが、自分が書いた内容が大部分であることが必須です。ただ写すだけでは著作権侵害に該当します(私もレポートは写すだけでした。しかし、卒研では文章能力、説明能力が必須になるため、今猛烈に後悔しています)。
今回の記事のために、炎色反応のレポートを想定して書いてみました。ぜひ参考にしてください!!
① 実験条件
実験条件(温度、湿度など)は実験結果において非常に重要な変化をもたらすことも少なくありません。記録することを習慣づけましょう。
② 緒言
ここでは実験の原理について述べます。実験原理とありますが「全てを説明」「教科書の丸写し」は避けたいです。「簡潔にわかりやすく」を心掛けましょう。

③ 目的
これは実験手順書に記載している場合が多いですが、自分で考える場合には実験の目的を簡潔に示すことを心掛けてください。(私の高専だけかもしれませんが、実験の手順書に書いてある目的の文をそのまま書いてはいけません。必ず時制などを変更しつつ記述しましょう)。
④ 操作
実験手順、装置について記述します。ここでも簡潔に書くことを意識しましょう。 実験手順では箇条書きは避けます(私の高専だけかもしれません。しかし、箇条書きを避けることで文章能力は向上します)。
実験で用いた試料、装置は十二分に危険性、原理を理解することは必須ですが、レポートでの記述は不要です(各高専によって違う可能性があります)。
⑤ 結果・観察
前提として結果は改ざんしてはいけません。ありのままを記述しましょう。実験が失敗しても気にしません。むしろ、何故失敗したのかを考察で述べることが重要です。
表やグラフは他者が見た時にわかりやすく作成します。 ここでは、色、香り、形状の記述も重要です。
⑥ 考察
結果についての考察を記述しますが、根拠をしっかり示すことが重要です。
引用した部分を明確に区別します。

⑦ 参考文献
書き方はそれぞれの高専で異なるかもしれませんが、引用場所、著者、雑誌名、発行元、年号、ページを記述し、第三者に何を引用したのか明確にします。

4.最後に
レポートは嫌な課題と思うかもしれませんが、培った文章能力はきっと卒業研究以外にも役に立つと思います。
また、実験についての周辺知識の習得は非常に重要です。実験実施前後で、しっかりと調べることをお勧めします。


